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夫婦の日常と こころの中のこと
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桜の開花宣言が出たそうだ。
俺の家や職場のそばの桜木には、まだつぼみの固いもの、ほころび始めたものがある程度だったと思う。開花した実感はないが、宣言が出たからには瞬く間に咲きそろうのだろう。
日本人の桜を待ち望む気持ちは、毎年のことながら、一種異様な観を呈する。民族的な高揚感とでもいえばいいのか。
気がつけば、俺も桜花を待っている。


年度末で、人員の面でばたばたしている。その所為もあって、仕事に追われる感じがした。店に出ていると、現場からお呼びがかかった。それを済ませて店に戻ると、また呼び出し。
まとめて呼んでほしいと舌打ちしながら、階段を駆け上がったり、駆け下りたり。まことに慌しかった。
俺だけが駆け回っているわけではないのだが。自分で自分に文句を聞かせて、なだめる。
効率の悪い仕事ぶりを披露している間に、昼飯を食う暇がなくなった。なんだかんだで、昼の休憩すらなかった。オレンジジュースなど一気飲みして、血糖値を気分上げてみる俺であった。

労働基準法とかいうものが、わが国にはあったように思い出されるが、なくなりましたんか?(苦笑)


わたわたしてわけがわからなくなった割に、退勤はそれほど遅くならなかった。
職場では気が張り詰めていて平気に思えたが、車に乗るとどっと足腰の疲れを自覚。肉体は疲労を訴えているのに、精神はまだ職場モードであった。客のことが頭から離れてくれない。
これはまずいな、家に帰る前に落ち着かねばと思い、駐車場でしばらく休んだ。レヴァインの「さまよえるオランダ人」を聴いた。
大きな音にはしなかったが車の外に音が流れ、退勤する同僚たちみなが俺の車の様子をうかがう。怪訝な表情だ。
俺はシートを倒して、半眼で、努めて彼らに気づいていないように振舞った。
音楽は俺を抱きとめてくれたが、ときどき外の様子に引き戻される。そこには同僚たちの、俺をうかがう視線があった。人気のないところに行って休めばよかった、と思った。

人目に負けたわけではないが、大概にして帰宅。
妻に少し遅くなったわけを話した。家に帰ってからCDを聴けば人目も気にならないのに、わざわざそんなところで・・・と、妻に苦笑いされた。それはそうなのだが、俺はひとり車の中でCDを聴くのが案外好きなのだ。音に抱かれている感じがたまらないから。

ゆっくり風呂に浸かったが、脚のだるさが残った。そう言うと、妻はぽこぽこ脚を叩いてくれた。

娘はいつもに増して、早寝だ。昼寝も長いとか。これはタミフルによる異常行動ではないのか、と妻が心配している。確かに過眠傾向だが、起きているときは変わりなく元気なのだから、問題はないと思う。病み上がりだからじゃないかと返しておいた。
タミフルによる異常行動について、調査検証を急いでほしいと思う。幼い子を持つ母親は気が気ではない。


知り合いのサイトがひとつ無くなってしまった。特別親しくしていたわけではないが、寂しいことだ。土俵がネットといえど、仲間が減ると、気持ちの中にぽかりと穴が開く。穴が小さいか大きいかはあるけれど。
毎夜の巡回先がひとつ減ってしまった。ため息を付きながら、ブックマークを削除した。
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