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夫婦の日常と こころの中のこと
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昨夜の寒さに耐えかね、オイルヒーターを最強にしたまま枕上に据えて就寝した。おかげで朝方咳き込んで目が覚めた。乾燥しすぎたようだ。
晴れて、また寒い。


今日は現場がちまちましており、大変面倒であった。大工さんと鉢合わせの日であるから、彼らの立てる物音が更に神経を苛立たせたのかもしれない。
丁寧すぎる仕事であったが、うまくいって終了。まずまず。

6月ごろ、新しい人が俺の部署に回ってくるらしい。先輩と俺で面倒を見なくてはならない様子だとか。
先輩とふたり、面倒の見方・指導の仕方について、何となく話し合う格好になった。本社暮らしの長かった俺に、先輩は多くを任せたいようであった。そんな雰囲気を感じた。
最近は若い人の中に変わった人が多いから・・・と、もう億劫がる俺がいる。まだ見ぬ人を否定的に考えることはないじゃないか、と思いなおす自分もいる。
新人さんが俺らの部署にわらじを脱ぐ、ということではないのだから。しばらくの間のことだ。そんな風に自分をなだめた。
俺が主たる指導者でもいいのだが、フォローはしてくださいよ、と先輩にお願いしておいた。更に、まだまだ自分に言い訳をしなくてはいられない俺であることを、先輩に告白しておく。
俺の事情は知っている先輩だから、快諾してくれた。


熊本の病院に設置許可された、例の赤ちゃんポスト。「こうのとりのゆりかご」という名称になったそうだ。
誰もが赤ちゃんを手放すことなく育てられたら、これほどいいことはない。しかし現実はそうではない。子供を受け入れられない親の、どんなに多いことか。
今起こっている事実に、いいことだとか悪いことだとかいう判断を下しても、何にもならないと俺は思う。
わが国では幸い、人の命は最も尊いものとされている。無防備な小さな命が、それは人の手がなければ一日たりとも生き延びられないのだ、拒む親によって危険にさらされるのなら、この「ゆりかご」には益があるはずだ。
「親が子供を捨てるのは許されない」と反対する政治家に、腹立たしい思いがある。彼の唱える「美しい国」が薄っぺらな精神論に根ざしているのなら、俺はそんな国にはなって欲しくないと思う。
行政の無策の間隙をぬって民間の病院が動いたわけだが、これを期に行政が重い腰を上げてくれることを願う。子供を救う手立て、不安な親を支える方法など、行政のできることはあると思う。

そうは言いながら・・・。
子を捨てる者もあれば、望んでも望んでも得られない者もある。このニュースをどこか冷静に聞けない俺でもある。
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無題
そうなんですよね。
母親が子どもを育てられない事情を汲んであげて、
それを支えることが大事なのだと思います。
「スタートしたら、熊本は大変だぞ」と言う意見は、不思議と男性に多いです。
今は静かに見守りたいです。
生まれてきた命は尊いものですから・・・。
れんげ URL 2007/04/06(Fri)21:32:02 edit
無題
母子の福祉や養子制度が整っているとは言えないからでしょうか・・・。
でも、初めから終わりまで完璧なシステムができなければ、始めてはいけないわけはないはず。
大変だからと何も始めなければ、
何も変わりません。より良いものになるように。
なにより、このことについて議論がされるように願っています。
熊本でスタートというのが、象徴的な気がします。
なぜなら熊本の人には、おおらかでいて正義感の強いイメージがあるからです。
はる 2007/04/07(Sat)23:41:17 edit
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