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夫婦の日常と こころの中のこと
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晴れ。冷え込んで凍みた朝だった。
昨夜は夜更かしをしてしまった。遅めの起床である。
朝食は、妻の作った雑煮ともらってきたおせち料理。
餅を小さく千切って、娘に恐る恐る与えた。上手に飲み込むことができ、幾らでもほしがった。一つ半ほど娘に餅をやった。煮しめなど好きで、これまた幾らでもほしがった。
いつもと同じ食卓の賑わいながら、正月料理の所為か、華やかにより賑わしく感じた。

午前中、職場の様子を覗きに出かけた。
特に事件もなく平穏な様子。当番の職員に新年の挨拶をし、少し雑談をして帰った。

遅い朝食を取ったから、昼飯にはまだ時間がほしかった。
妻と娘を連れて、そう遠くない神社に初詣に出かけた。信心深い方ではない。神に祈るのは『家内安全のこと』くらいだ。平凡であるが、野望を抱かず、小さな幸せを感じることのできるこころでいるのが、大事なのではないかと思う。
もこもこのニットのジャンパーを着た娘の後姿が可愛らしい。参拝する人たちのマネをして、いつまでもパチパチと拍手を打っていた。
二人でおみくじを引いた。俺は末吉で、妻は大吉であった。
「終わりにかけていい方が、充実感があるやろ?」
と妻が微笑んで言った。慰めてくれたのだろう。
二枚のおみくじを重ねて一つに折り、拝殿脇のしかるべき場所に結んだ。大吉と末吉が合わさって、二人平等に、いつも幸せを感じていられるようにというこころだ。
妻が俺に病気平癒のお守りを買ってくれた。妻は、俺の病気の快復を神に祈ったのかもしれない。


午後、またHPいじり。ブログのテンプレートがいまいち気に入っていなかったので、それを改めた。
俺は空を見上げるのが好きなので、晴れた空の写真のものを選んだ。
カスタマイズするのに時間がかかった。気が短いので、自分の遅い作業具合に苛々した。HTMLの知識が足りないのが悔しい。
何とか納得のいくものができ見入っていると、突然書斎のドアが開いた。妻であった。心臓が口から飛び出るかと思った。
「何してるが?勉強?」
などと言う。動揺きわまる俺とは対照的に、妻の声はのんびりしている。
慌ててGOOGLEの画面に取り替えて、平静を装った。HPのことを妻に知られても、どうということはないのだが・・・。いや、素をさらけ出し続けるためにはやはり、妻には秘密にしておきたい。
妻はパソコンの画面を一瞥し、正月くらい『こたつでみかん』したらと苦笑いしていた。
ばれなかったと思いたい。

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