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夫婦の日常と こころの中のこと
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暖かい一日であった。
本日より新学期が始まるとて、朝の街には初々しい新入生と思しき子供たちが目立つ。
特に小学一年生たちの、体には大きなランドセルを慣れない様子で背負って、上級生の後についてよちよち歩くのが可愛らしい。目を引く。ランドセルが歩いているみたい。しかし、夏を迎えるころには、見違えるほどに逞しくなってしまうはずだ。

俺の娘もやがて、あの列に加わって歩く日がくるかと想像すると、楽しい。
やがてといっても、幼児期の一年はずいぶん長いものに感じるから、まだまだの話か。気が早すぎたな。


暖かい所為か、客の多い日であった。月曜日の店番は人が多くて億劫なのだが、いつにもまして多かった。
商談が進んでも、一向に書類の山が減っていくことがない。勤労意欲の萎えるような状況であった。
午前中で疲れてしまった。
また、夕方の店じまい寸前に急な客が現れた。何故この時間に来るのか悩むような内容の仕事をさせられ、気分を害した。
24営業のコンビニエンスストアではないんですよ、ここは!と心の中で罵っておいた。

そのおかげもあり、夕方の定例営業会議に遅刻。室内の電灯を落として、スライドを見ていたところで、こっそり入室することに成功した。
それでも、仕事をしていたんですよ・・・と上司の顔色を伺う、小心者の俺に自分でむかつく。
どうしても俺はこの上司にだけは、反論したり主張したりが思うようにできない。「目の上のたんこぶ」とまでは言わない。でも、常に頭を押さえつけられているような重圧感を感じる。

学閥が違うからなのか。
職人として負けているからなのか。
技術・知識が敵わないからなのか。

いや、どれも違う。閥などと昔くさいことは考えない。俺の能力が彼より著しく劣っているとも思わない。
やっぱりソリが合わないとしか言いようがないわい、とため息をつく。俺の拘りの悪い一例なのかもしれん。

大した議題のない会議だとはいえ、こんなことを考えているのでは問題だ。真面目に議論を聞いている先輩や同僚を見て、自らを猛省することである。
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