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夫婦の日常と こころの中のこと
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温かい曇りだ。
起きぬけの体調が優れず、妻に送ってもらって出勤した。当然娘もついてくる。思いがけず家族総出の出勤と相成った。
こういうときに限って、目撃されたくない相手に見られてしまうのだ。職場の通用口で降ろしてもらっているところを、悪友・・・いや畏友・藤に見られた。ニヤニヤしながら、じろじろ見ておった。見るな。
藤が社内で「はるったらさ~、奥さんと子供に送ってきてもらっちゃっってんだよぉ。朝っぱらから、ラブラブでよ~」などと吹聴することはないと思うが。お昼の休憩時の話題にしたかもしれん。
職場で家庭の事情を垣間見させるのは、俺の好むところではない。しかし良からぬ話ではなし、いいとしよう。

焦燥感と倦怠感の混在する体調の悪さである。波なのだろう。長く体調が良かったから、疲れが来たのだろう。
仕事を滞らせるほどではなかった。
会議中はちょっと辛かった。しなくてはならないことがあって、焦る気持ちが必要以上に出てきた為である。


早めに帰宅後、家族で夕食。
風呂も三人で入った。さすがに三人はきつかった。

妻と、今日あったこと、思ったことをじっくり話しあった。
望んでいることと実際できることが違うのはままあることだと、頭でわかっていても、感情がそれを許さない。だから辛くなるのかもしれない、というようなことを俺は話した。
俺の望んでいることが、他人のスタンダードでは必ずしもないことを、妻からは指摘された。7割充分であるとも。
何だか、ぐちぐちとそんなようなことを話しあった。俺は、そうなのかな・・・どうなんだろう・・・と、途中からわけが解らなくなった。
「先生はお誕生日が近くなると、具合良くなくなるみたい。年取るのが憂鬱?」と妻が冗談めかして言った。
全くこの女は・・・。違う次元の発想をする。くすりと苦笑いが出る。

そうだな。またおっさんになるのが嫌なだけかもしれんよ。
言葉にならない思いを胸いっぱいに抱え、黙々と道を進まねばならぬときもあるだろう。


厚生労働大臣の発言について。
その上には、新しい命を育み産み落とす女の生理は、素朴な驚異であり、畏敬の対象であったはずだ。女の豊穣さ、地に付いた強さを思うとき、男とは形而上の存在でしかない。
みなが女の腹から生まれた。女を貶めることは自らを貶めることである。
「産む機械」などとほざく男は、それこそ「産ませる機械」としても劣っているであろうよ。
彼のような考え方が、一部にはまだ残っているのは確か。それに苦しめられ続けている多くの人がいるのも、また確かなこと。
そして、わたしの妻は「産む機械」でないのだと、声を大にして言いたい。

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