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夫婦の日常と こころの中のこと
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早朝曇り。雲が地上に降りて、幻想的な光景であった。
日中は晴れて、暖かかった。


職場は職場で。患者を「さま」付けで呼び始めた頃から、世の中おかしくなり始めたと思う。敬意を払えとは言わない。常識的であればそれでいい。常識的というのが、抽象的ではあるが。
最初から猜疑心丸出しで掛かられると、モチベーションが下がる。
言いたいことはたんとあるが、それに尽きると思う。

妻は妻でまた、月経の来るたびに塞ぎこむ。次の子ができないのを気に病んでいるのが、わかりすぎるほどわかる。
喧嘩でもしてみればいいかとも思うが、妻も俺もその話題を出すことを恐れている。それでいて、互いを伺う雰囲気の、居心地の悪さを持て余している。
根気良く俺が妻をなだめるべきなのだろうが、同じような言葉を繰り返して済むのだろうか。
かといって、新たな方策も思いつかない。

ネットを開けば開いたで。上手くいっている関係を大切に育めばいいのに、そうではない相手のことばかり気に掛かる。
音信を絶ったかずきのことが心配である。
たぷちゃんのことも消化不良である。
B嬢にもメールを書かねばならんと思うが、自分の気持ちがまとまっておらず書けない。
どれも俺の拙さのために降りかかってきたことばかり、不甲斐ない思いがする。
いつまでも同じことばかり悩みやがって、とW嬢には罵られそうである。己のぐずぐずぶりに呆れる。


驕慢と思えるほど自信に満ち溢れていた若い俺は、何処に行ってしまったのだろう。あの欠片でも残っていれば、こんなに辛く思わないのに。
しかしながら、遠流にされたくらいで砕け散ったのだから鍍金の自信に過ぎんかったのよ、と哂う俺も居る。

患者の挙動に一喜一憂しているようではあかん、と思う。
妻と大切な話のできないようではあかん、と思う。
もっと気楽に人付き合いができないのか、と哀しい。

堅苦しく、不満ばかり言っておる。
自分だけが苦しんでいるとでも思っているのか。
大ばか者である。世の中の紙魚だ。
息している値打ちもねぇ。
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