夫婦の日常と こころの中のこと
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うす曇り。湿度高め。
夏に向かう夜は何かが起こりそうな予感がする。期待にたがわず、いろいろな事件が起こった。
艶めいて、わくわくして。心を惹きつけて止まない匂いが溢れていた。
夜を待ち焦がれて、楽しい夜を過ごし、早い朝日の訪れを嘆いたものだった。
あの時と同じ夜はもう来ない。
しかし、同じ仲間はまだいる。
一度ならず不義理な行いを俺はした。わがままも言った。それでもなお、残っているものがあることに、俺は感動する。
これからもよろしくと告げたい。
今晩は焼肉だった。
むしむししてだるいから栄養を付けるため、と妻が言う。昔から、栄養というと肉だと思う女なのだった。
確かに俺らの子供のころは、肉などめったに与えられなかったものだが。
家で焼肉をすると、事後に床の拭き掃除をしなくてはならん。俺はそれが面倒で気が進まないのだ。
野菜で周りをかためてみたが、しっかり脂が飛び跳ねてしまった。
ホルモン焼きがいかんかったらしい。こってり脂のついた、美味しい牛の小腸の所為だ。
美味しい思いをしたのだからがんばれ、と妻に励まされて床掃除。娘がうろうろし、いらぬ所まで脂だらけであった。
娘の足の裏を拭いてやった。
風呂場に向かう、俺の大きな足跡と娘の小さな足跡が並んだ。
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