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冷たい雨の降ったり止んだりする一日。
午前中勤務。退勤は3時すぎであった。
そのまま通院。主治医に話すべきエピソードはない。眠剤の調節を行ってはどうか、と提案された。やぶさかではないのだが、なかなか難しい。
持病自体は経過観察。
歯科からの定期健診のはがきを放ったらかしにしたままである。そろそろ行かねばならん、と思いつつ。
来週の土曜日に予約を入れておいた。
夕刻、一番小さな忘年会。鉄板焼きの店であった。
大変混雑しておった。肩を寄せ合うように座らねばならんかった。
体を密着させて、ひとつの鉄板を囲んでいると、気持ちの親密さも増すのか。私生活の相談など受ける。
イイダコのバター焼きを頬ばりながら、不倫相談でもないと思うが。
俺の最も嫌うところの相談内容である。尻も頭も軽い女とは話をしたくないのが本音だから、だ。
「いい年なんだから、もっと自分を大切にしたまえ。相手は離婚する気などない。不倫はいかん。何も生み出しはせん。」
そう助言しておいたが、どこまで彼女のこころに響いたのか。俺の言うだろうことを予想しながら、それに反論することで自らの意思の強さを確認しているきらいがある、と感じた。
「好きだから・・・」と言うが、いつからわが国では「愛」が全てに優先する基準になったのか。物分りのいい顔をしてその言い訳の前に口を噤むのが、たしなみになったのか。
わが国は法治国家である。日本国の民法に抵触する行いは糾弾されて然るべきだ、と俺は思う。
だいたい「愛」なのか、それは?
どちらにしろ、大人の関係には責任がつきまとう。
「自分を大切に・・・」の部分にその意味を込めたつもりである。