忍者ブログ
夫婦の日常と こころの中のこと
[106]  [105]  [104]  [103]  [102]  [101]  [100]  [99]  [98]  [97]  [96
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

晴れ。気温はそれほど高くない。
地鎮祭日和というのがあるとするならば、今日はいい感じだろう。

地鎮祭といっても、業者任せである。昨日は工務店の人が、テントを張りに来ていた。今朝は早くからまた、準備に来ていた。
祭壇の設営をしているところに出て行って、頼まれていた酒と米を渡した。何だか忙しそうであったので、「後ほど・・・」と濁していったん帰った。
俺は何もしなくていいのかなあ、と悩む。俺にとって初めてのことでも、工務店の人にとっては何十回目かそれ以上なのだから、任せておいていいのかとも思う。

平服でいいと言われていたが、夫婦とも一応スーツで。娘もかすかによそ行きの服装にしてみた。
会場(?)は、工務店さんが手際よく組み立ててくれてあった。これまた工務店さんが手配してくれた神主さんが到着。
俺の家族と、工務店の現場担当の人、設計の人、営業の人が並んで儀式は始まった。それなりに、かしこまった気分になる。
何が始まるのかどきどきしていたのだが・・・、
神主さんが例の棒を振り、俺らは頭を垂れ。
神主さんが祝詞を唱え、俺らはかしこまってそれを聞き・・・といったような様子。
祝詞の中に、俺の名前・建てられる地面の地番などが入っているのがわかった。
その後、砂山に鍬を入れ、玉串を上げて、拝む。
ひとつひとつ指図を受けながらである。言われるままに動いていたら、あれよあれよという間に終わった。あっさりした儀式であった。
みなでお神酒をいただいて終了。
時間にして、一時間ばかり。
神主さんは「本日はまことにおめでとうございました」と、俺の渡した熨斗袋を掲げてお辞儀をし、帰っていった。
そういえば、神主さんはたいていおめでたい場が仕事場であるなと、気づいてちょっと羨ましかった。

それから、工務店の人と一緒に、隣の田んぼの持ち主のところに挨拶に行った。お土産に洗剤のセットを持っていった。
戻ってくることには撤収作業もほとんど終わっておった。お供えの果物や野菜はその後どうするのかな、とおばかなことをぼんやりと考える俺であった。
早速地質改良の工事が行われるそうだ。毎日俺の地面は様変わりしていくことだろう。
妻と娘は散歩がてら、その様子を見守りに行くつもりである。


最近は地鎮祭をしない場合も多いと聞くが、古来からのしきたりを大切にしたいと思う気持ちがあり、執り行った。気の抜けるくらいあっさりした儀式であったが、これから工事が始まると気の引き締まる感覚は感じた。
PR
この記事にコメントする
color
name
subject
mail
url
comment
pass   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
地鎮祭
こんにちは。
無事に地鎮祭を済ませ、ホッとされたと思います。
いよいよ・・・ですね。
おめでとうございます。
昔からのしきたりは、大事ですよ。
特に家を建てるときは、ね(*^。^*)

お体の調子も良さそうで、安心しました。
これから楽しみですね。
れんげ URL 2007/05/28(Mon)17:24:24 edit
無題
ありがとう!
終の棲家となる家なので、
ちゃんとしておきたいと思いました。
やっぱりいいもんですよね。

おかげさまで、体調も落ち着いています。生活に張りがでてきたように思います。
はる管理人 2007/05/29(Tue)23:52:43 edit
最新コメント
しゃぼん玉さんへ・2 ---はる(03/09) 
無題 ---しゃぼん玉(03/08) 
しゃぼん玉さんへ ---はる(03/07) 
無題 ---ハルミラへ(03/07) 
無題 ---しゃぼん玉(03/06) 
プロフィール
HN:
はる
HP:
性別:
男性
忍者ブログ [PR]

photo byAnghel. 
◎ Template by hanamaru.