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晴天。
今日の午前中の仕事が終われば、俺は一足先に休みになる。
既に習慣となった早朝覚醒のため、朝の時間は長い。朝の当番がついているときなどは、都合が良いとも言える。そこまで前向きに考えられ、行動もできるのだから、ずいぶん元気になったと思う。
早朝の得意先回りを済ませて、店に出た。相変わらず客が沢山入っている。しかし明日から休みだと思えば、がんばる気になれた。
正午を割って午前の仕事が終わった。そのまま書類の記入を念入りにした。客周りの仕事を済ませ、申し送りをして、3時過ぎに退勤。
前のときにあいまいに予約をしておいた主治医のところに電話をしたら、どうにか診察時間を取れるということであった。家に帰らずに病院に行った。
まだ日の高い平日に、街を運転するなど、久しぶりのことである。いつのも街が珍しい気に見えた。
診察自体は、病状が落ち着いてきているのでさほど時間はかからない。短く終わった。ゴールデンウィークに無理をしないように、と釘をさされはしたが。
処方は変更なし。
早い時間に帰宅。
天気がすばらしかったので、妻は沢山の干し物をしたそうだ。洗濯物をたたむのを手伝った。娘も俺たちの傍で手伝いの真似事をする。手伝いか、邪魔かは微妙なところ。
取り込んでたたんである布団の上で、飛び跳ねてふざけたり。歓声を挙げて、あちこち暴れまわる。興奮状態である。
俺が思いがけず早く帰ったから喜んでいるみたい、と妻が言った。
陽の匂いが立ち込めていた。
明日は法事があるため、新潟に帰る。妻は法事の世話をしなくてはならないと思って、緊張を感じているようだ。俺の親族とはいえ、普段付き合いのない相手に気後れするのだろう。
名ばかりの長男で、家のことは弟が取り仕切っているから、それほど神経質になることはない、と諭した。