忍者ブログ
夫婦の日常と こころの中のこと
[150]  [149]  [148]  [147]  [146]  [145]  [144]  [143]  [142]  [141]  [140
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

八月の終わり。
今週の初めからの雨は止まず。しとしとと降り続けて、秋の訪れを思わせる。
夏の疲れの色の濃い草木には、恵みの雨ももう遅いか。

今週は忙しかった。週明けから週末まで、大小の事件続発であった。
プライヴェートはあって無きが如しの態であるが、こちらは無いなりに落ち着いていた。精神状態も安定していた方だと思う。事件による当たり前の気分の上げ下げは勿論あったが、正常の範囲であろう。


週末にかけて、友達よりメールあり。「死にたい」そうである。穏やかではない。
彼は俺とは別な事情によりであるが、生き物は自分から死にたいとは思わないのが健常な状態であるからして、全く正常とはいえない状態なのだろう。
何が彼に起こったのか?
それでどのような気分にあるのか?
どれくらい本気で言っているのか?
全て謎である。なにせ彼は今までの事情を詳しく語らないのだから、わからない。
「死」などは俺のもっとも反応する語句である。何らかのアクションを起こさずにはいられないだろうと、彼の想定するところなのだろうか。だとしたら、大いに不愉快ではある。
しかし、男が男に「辛いのだ」と告白するのは結構勇気の要ることだ。(そうでない男もおるがw)ましてや「死にたい」などと、弱音と捉えられかねない言葉なら言わずもがな。

死んではいかん、と説くつもりはない。自死を想う人に、それを否定しては話が進まないからだ。
死んで悪いということもないが、生きていて悪いということもない、と俺は思う。
「生きていて良かった!」と喜び叫ぶ気分ではないが、「死ななくて良かったよ・・・」と呟くことはできる。それが今の俺の気分である。

その程度の答えを彼に提示できると思うが、俺の畏友は返事などすべきでないと言う。
曰く、死にたいと言うほど辛いときのみ頼ってくる奴は相手にするな、と。優しさを当てにしているのだ、と。
一理ある。

彼に返事はしていない。
心の底で蠢くコレはなんだろう。熱と冷たさのせめぎ合うような。むずむずする感覚の名前を探している。
秋口に差し掛かったゆえ、発情したのかもしらん。若い時分から俺は秋はいかんかったのだ。・・・そんなことを思いつき自嘲することである。
PR
この記事にコメントする
color
name
subject
mail
url
comment
pass   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
最新コメント
しゃぼん玉さんへ・2 ---はる(03/09) 
無題 ---しゃぼん玉(03/08) 
しゃぼん玉さんへ ---はる(03/07) 
無題 ---ハルミラへ(03/07) 
無題 ---しゃぼん玉(03/06) 
プロフィール
HN:
はる
HP:
性別:
男性
忍者ブログ [PR]

photo byAnghel. 
◎ Template by hanamaru.