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夫婦の日常と こころの中のこと
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昨日とはうって変わって、夏空。
早朝から暑くなった。
しばらくの悪天候のため乾燥機が大活躍していたが、今日は洗濯機が大活躍だ。乾燥機はふっくら仕上がるが、それは人工的な感じは否めない。夏はやはり、乾きすぎたと思えるほどぱりっとした感じが好ましい。
布団も干して、寝間を掃除し風を通した。

かろうじて涼しい(?)早朝のうちに娘と散歩。俺の家の出来具合を観察しがてら。
台風が立て続けにやってきて、心配・・・というのではないけれど。これしきのことで何かあってはかなわんが、様子は気になるというわけだ。
ただ俺の家は玄関ドアが特注で、まだ完成しておらず取り付けられていないので、どうなのかな・・・というのもあった。
大工さんは既に今日の作業を始めていた。もう汗びっしょりだった。
中に招き入れてもらい、しばらく大工さんと話した。台風や地震の話など、素人めいていた質問にも気さくに答えてくれた。
勿論耐震設計とやらになっているのだろうが、大工さん曰く「こんな筋交いの多い家知らんわ。びくともせんやろ」。筋交いの多さに辟易している様子であったが、手を抜かない姿勢が信頼を感じさせる。
玄関ドアについては大工さんも心配しているらしい。たびたび現場監督に訊いてくれているようだが、なんとも。
本来ならば早い段階で取り付けられているものだけに、調子が狂うようだ。
大工道具の盗難事件が多発しており、建築中の家にいたずらをする輩も多いことから、ベニヤ板で玄関を封鎖できるようにしてあるのだそうだ。
何より「みっともねぇよな」というところで、意見が一致した。

娘がうろちょろしたがり始めて、大工さんと別れた。
よろしくお願いしたのはいいにしても、お邪魔しましたと家を出たのは可笑しかったかもしれない。


昼食を早く済ませて、家族で夏祭り見物に出た。
日曜日の好天の所為か、人出は少ないようだった。ゆっくり散策できたのはいいが、露店の売り子さんもだらりとして、活気はいまひとつであった。
ヨサコイの、奇抜な衣装を着た人たちがたくさんいた。
娘に水笛を買ってやり、輪投げ遊びをさせてやった。
輪投げは投げるというより、捨てるという感じで、さっぱり飛ばなかった。
それから、中央の公園の遊具で遊んだ。
親はベンチで暑さに喘ぐばかりだが、娘は楽しそうに走り回っていた。蝉の抜け殻など見つけては、嬉しそうに見せに駆けて来る。そのたびに妻は「うげっ」と気味悪げな声を挙げる。
黒いぴかぴかの大きな蟻を見つけては歓声を挙げる。昆虫の好きな娘である。
娘の髪も、ワンピースの背中も、汗でびっしょりと張り付いていた。

ひとしきり遊んで帰宅の途に着く。
チャイルドシートで娘は水笛を吹いていた。ポーポーと柔らかい懐かしげな音に微笑が出る。
いつしか音はやみ、娘は頭を傾げて眠っていた。
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